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WordPressのデータベースを自動バックアップしてくれるプラグイン「WP-DB-Backup」

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データベースのバックアップって、けっこう面倒なもの。
SQLについての知識が充分にあればそんなことはないのかも知れませんが、phpMyAdminを使うだけでもビクビクしている僕のような人にとって「データベース」とは未知の領域なのです。

そんな人は(もちろんそれ以外の人でもいいですが)、「WP-DB-Backup」を使いましょう。
設定したスケジュールで、定期的に自動でバックアップしてくれます。

導入

基本的な導入の仕方は、他のプラグインと一緒です。

ファイルをダウンロード&解凍し、「wp-db-backup」フォルダごと「plugins」へアップロード。
WordPressの管理画面にログインして、「プラグイン管理」のページで「WordPress Database Backup」を「使用する」にすればOK。
いたってシンプルですね。

プラグインファイルのダウンロードはこちらから↓
WordPress.org » WordPress Plugins - WP-DB-Backup

言語について

ページ自体は英語ですが、ダウンロードされたファイルには日本語化用のファイルもあらかじめセットになっています。
(「wp-db-backup-ja.mo」と「wp-db-backup-ja.po」の2つ。たぶん)
その他の言語ファイルも一緒になっていますが、自動的にどの言語を使うか認識してくれるみたいなので、とりあえず「wp-db-backup」フォルダごとアップしてしまえば問題なし。

どんなに便利なプラグインでもインタフェースが英語だと心理的な障壁が大きいのですからね。
元から日本語化してくれているのは嬉しいものです。

使用にあたっての設定

バックアップ方法などの設定は、「管理」タブの中に追加された「バックアップ」で行います。

「テーブル」 - バックアップ対象

「テーブル」にはバックアップ対象となるMySQLのテーブルが表示されています。
一つのデータベースで一つのWordPressを運営しているのであれば選択の余地はないですが、複数のWordPressが共存している場合、まとめてバックアップできるようです。
(異なるPrefixのテーブルが表示され、チェックできるようになっています)
が、まとめるメリットをいまいち感じないので別々で良いんじゃないでしょうか。とりあえず。

「バックアップ設定」「定期バックアップ」 - バックアップ方法、保存先

その下の「バックアップ設定」では、選択した方法で今すぐにバックアップを取ることができます。
さらにその下の「定期バックアップ」で、自動バックアップのスケジュールなどを設定します。

「バックアップ設定」はファイルの保存先をいくつか選択できますが、「定期バックアップ」はメールの送信先しか設定できません。
ので、バックアップファイルの在処を統一するためにも両方に同じアドレスを設定するのが良さげ。

バックアップ先は、多くの方がしているようにGmailを利用。
無料アカウントですが7GB以上(しかも増加中)ですからね。余裕です。
(複数のサイトを運営している場合は、そのサイトごとにアカウントを取り直した方が分かりやすかったりするかも)

送られてくるファイルは圧縮されているので(gz形式)、容量もかなり抑えられます。
例)元の.sqlファイル:約4.5MB → 圧縮ファイル:約500KB

ローカルデータをこまめに外付けHDDへバックアップするように、データベースのバックアップも習慣にしてしまいたいですね。

雑記

……そういえば「gz」って、サーバーによって使えたり使えなかったりするんじゃなかったでしたっけ?
ちょっとそこまで調べられていないので、気になる方はご利用のサーバー会社へお問い合わせを〜。
(とりあえず「ファーストサーバ」と「さくら」は大丈夫みたいです)




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