なんか最近、ビジュアルエディタの話題ばっかりやなぁ。
……ま、いっか。
今回は、文字サイズの変更方法です。
WordPress 標準のビジュアルエディタには、文字の色を変えたり強調表示(<strong>タグ)したりするツールは含まれているのですが、何故か文字サイズを変更するツールはありません。
「フォーマット」の中にあるのは見出し(<hx>タグ)なので、意味が違います。
そこで例によってググってみたのですが、例によって情報はかなり少ない。
どうにか1つだけ見つかりましたので、ここではその方法をご紹介します。
ただ、もちろんこれで解決ということはないので、あくまで「こういう方法もあるよ」くらいに捉えてください。
文字サイズ変更ツールボタンを追加するプラグイン
今回見つかったのは WordPress.org のフォーラムでのトピックです。
»WordPress › フォーラム » リッチテキストエディターの利用で
WordPress のバージョンが 2.5.1 となっていますが、僕が導入した 2.6.5 でも動作しています。
導入方法
プラグインのコードが公開されているので、それを拝借(コピペ)して新規ファイルを作成してください。
あとは他のプラグインと同じように「plugins」フォルダへアップロードし、WordPress の管理画面から「使用する」を選択するだけ。
ビジュアルエディタのツール群に、「文字サイズ」のプルダウンが追加されているはずです。
使用方法
このプルダウンで選択できるサイズは7種類。
単位が「pt」なのでちょっとビックリしたのですが、実際には「<span style="font-size: medium;">○○○</span>」といった形でスタイルが適用されます。
その関係は以下の通り。
- 1(8pt) → xx-small
- 2(10pt) → x-small
- 3(12pt) → (指定なし)
- 4(14pt) → medium
- 5(18pt) → large
- 6(24pt) → x-large
- 7(36pt) → xx-large
他のツールと同じように、全体に設定しているスタイルとの関連もあって、思った通りの結果にならないことも多々あります。
まぁ、そのあたりはビジュアルエディタだから、ということで。
きっと TinyMCE 自体をカスタマイズすれば、「x-small」を「85%」にしたりもできるんでしょうけどね。
一応調べてはみましたが、そこまではよく分かりません。