Office ソフトの互換ツールとして代表的な「OpenOffice.org」ですが、何かと使い勝手が悪い(違うだけなのかも知れないですが)と感じる部分がチラホラあります。
以前にも「OpenOffice.org における、Microsoft Office の「ページ設定」にあたるメニューの在り処。」という記事を書いているのですが、今回はもっと根本的(?)なところの話。
「.xlsx」形式の Excel ファイルを Calc で開いたところ、セルの大きさを変更できませんでした。
ん? と思ってコンテキストメニューを開くと、「コピー」「貼り付け」「選択リスト」しか出てこない。
んん? と思って「書式」メニューを見てみると、「ページ...」メニューがグレーアウトしていて、印刷の設定すらできない状態。
何じゃこりゃ? と思ってセルをダブルクリックすると、「このドキュメントは読み取り専用で開いています。」の文字。
あぁ、なるほど……。
ここでようやく事態が飲み込めました。
要は、読み取り専用だったために、データの編集についてのあらゆる処理が不可になっていたわけですね。
だからって、データを編集してたら別名保存するようにすれば良いだけなのに……。
「データを編集したか否か」という条件分岐すら拒否するってことなんですかね。
んー、不便!
というワケで、他にも「フツーならできるはずのことができない!」なときは、とりあえず別名で保存し直してみましょう。
使い勝手に憤るのはそれから…………。