「Microsoft Office(以下、オフィス)」と互換性のあるオープンソースのオフィススイート「OpenOffice.org(以下、OOo)」。
大変便利なのでよく使っているのですが、オフィスとはビミョーに操作方法が違っていたりして、たまに(多々?)イラッとさせられることがあります。
今回もそんな感じの発見を一つご紹介。
Mac での操作方法を書いてるので、Windows の方は(もし何か違っていたら)適宜似た感じの項目で読み替えてください。
あと、使ってるバージョンは 3.2.0 です。
(最新版は 3.2.1 が出てるようですが、まぁ大きく変わってることはないはず)
[ページ設定]は何処に?
印刷するときの余白を設定したり、ヘッダーやフッターを設定したりするとき、オフィスは[ファイル]−[ページ設定]というメニューを使います。
ところが、OOo の[ファイル]に[ページ設定]は存在しません。
[ファイル]−[プリンタの設定]にも、[OpenOffice.org]−[設定]にも、期待する項目は出てこないのです。
じゃあどこにあるのかというと、[書式]−[ページ]です。
オフィスと比べると、項目の種類や名前が違っていたりしますが、概ね同じことができるはずです。
例えば、用紙のサイズや余白、縦向き/横向きの設定。
あと、拡大縮小の設定(倍率を入力したり、印刷するページ数に合わせて自動的に倍率を調整したり)も。
ここでは「Calc(「Excel」に相当)」を例に挙げましたが、「Writer(「Word」に相当)」や「Impress(「PowerPoint」に相当)」も[書式]−[ページ]からオフィスの[ページ設定]と同じような操作ができます。
知ってたら何てことないことなんですけどね。
よく使うところなので、もうちょっと直感的に分かるようにしてもらえたらなぁ、なんて思います。
ツールバーのボタンにデフォルトで入ってても良いと思うんですけど。